Laketricity Japan株式会社(Ciel & Terre International Group)は、2022年9月に兵庫県に所在する中新池、2022年4月に鳥取県に所在する松尾溜池に2つの水上太陽光発電所を開発し、売電を開始しました。
パネルなどの価格が高騰し、円が不安定な状況にあったにもかかわらず、地元の関係者の協力により、Laketricityは無事に建設を完工することができました。
中新池と松尾溜池の水上太陽光発電所の製造詳細
中新池発電所の発電容量は1,008kWp、松尾溜池発電所の発電容量は2,664kWpです。
- どちらのプロジェクトにも、ソーラーパネルブランドDMMの540Wパネルが装備されています。
- 中新池プロジェクトは、初年度に1,227MW/hourを生産すると予想されており、これは約263世帯の電力生産に相当します。
- 松尾溜池については、初年度の生産量は3,022MH/hourで、これは一般家庭600世帯分の電力生産に相当します。
- さらに、プロジェクトは、生産された電力が再生不可能な資源によって生成された場合、それぞれ580トンと1323トンのCO2換算を相殺します。
「この2つのプロジェクトは、山と海の間のスペースが非常に限られている中国地方の沿岸地域にあります。この限られたスペースで、農業、産業、都市が共存する必要があり、水上太陽光発電プロジェクトは、これらのさまざまな人間の活動と競合することなく、エネルギーを生産する優れた方法です。」
– オリビエ・フィリップパート、運営担当副マネージング・ディレクター
Laketricityは今後どのような役割を果たすでしょうか?
Laketricityは、幅広い地域や条件に適応できる技術の開発を積極的に進めています。また、エネルギーの安定供給を推進し、水上太陽光発電設備の開発を拡大することで、地域社会のニーズに貢献することにも取り組んでいます。
Laketricityについて
Ciel & Terre International Groupの開発部門であるLaketricityは、C&IおよびユーティリティスケールのFPVプロジェクト開発に全力で取り組んでいます。同社の目標は、革新的でカスタマイズされたソリューションを提供することにより、環境負荷が少なく、生物多様性を考慮したソーラープロジェクトの開発を促進することです。Laketricityは、大規模で信頼性の高い技術を持っているので、水上太陽光プロジェクトを開発するための最適なソリューションを見つけることができます。
著者 : Miki Muto